金足農業高校

夏の甲子園金足農業高校の快進撃で、
かなり盛り上がりました。


高校野球にはそもそも思い入れがあるわけでもなく、
普段はあまり気になることもないのですが、
やはり100回記念大会と言うことでマスコミの露出も多く、
自然と各試合の内容などを見聞きしていました。


そんななか、
公立高校の金足農業高校が伝統校横浜高校に勝ったあたりから、
甲子園、と言うか、金足農業高校に注目です。




甲子園の高校野球に熱中したのは、
駒大苫小牧の田中対早実の斉藤の対決以来でしょうか。
2日間にわたる投げ合いの末、
最後のバッターが田中と言う劇的な決勝戦も、
野球ニワカの自分を興奮させました。


もっと遡ると、
横浜高校松坂大輔ですかね。
PLに延長17回の末の勝利、
明徳義塾との準決勝では肩を休める意味もあったと思いますが、
松坂が外野を守る横浜が0−6で8回まで負け試合だったにも関わらず、
松坂が投げ始めた8回からの大逆転。
で、決勝戦ノーヒットノーラン

このときには、
生まれながらにした英雄っているんだなあ、
と思ったものです。




で、今年の夏の甲子園
公立高校の金足農業高校がサヨナラ勝ちで勝ち進み、
「もし優勝すれば東北初」とか「決勝行けば秋田勢103年ぶり」とか、
話題もたくさん引き連れて、
準々決勝では2ランスクイズでのサヨナラ勝ち。

もし優勝していれば、
公立高校で秋田勢どころか東北勢初で100回記念大会制覇
と、後世に名を残す記録となったところでしたが、
残念ながら、準優勝でした。

事務所のテレビで大体見てましたが、
大差がついて、
途中からちょっと見るのがつらい気もしました。

ピッチャーの吉田君が見るからに「限界」でしたが、
そこまでよく一人で頑張ったと思います。

このあたりに準決勝でエースを温存できる大阪桐蔭との、
選手層の厚さの差が出たといったところでしょうか。



とはいえ、
金足農業高校の快進撃で影が薄くなってますが、
優勝した大阪桐蔭は、
「初の2度目の春夏連覇
ですから、これはこれで後世に残りますね。